ついに最高気温が30度を突破。夏休みの前に、誰もが悩む「あの問題」。
今週後半からついに最高気温が30度に達する日が出てくるようで。本格的な夏の襲来を前に、全館空調にこもりたくなる。イトウです。
さて、7月も中旬に差し掛かると、脳内は「お盆休み、どこに行こうか」という楽しい計画でいっぱいになりますよね。 旅行、実家への帰省、あるいは家でのんびりゲーム三昧……。
ですが、ここで旅行や帰省派の共働き夫婦の前に、一つの難解な問題が立ちはだかります。
「3日〜4日くらい旅行で家を空ける時、全館空調って消していくべき? それとも点けっぱなし?」
「家中冷やしてるんだから、誰もいないのに点けっぱなしは電気代がもったいないよね」と思う反面、 「でも、真夏の閉め切った家って40度超えるよね? 帰ってきた瞬間のあのサウナに飛び込むの嫌だな……」という恐怖。
今回は、この夏の長期留守における「空調設定の正解」についてぶっちゃけます。
結論:消しちゃダメです。「点けっぱなし」が正解な理由。
もったいぶらずに結論から言います。
3日や4日程度の留守なら、全館空調は「絶対に消さない」のが大正解です。
「えっ、誰もいないのに電気代が無駄じゃん!」と思いますよね。 でも、以前のコラムでもお話しした通り、エアコンが一番電力を食うのは「熱くなりきった部屋を一気に冷やす時」なんです。
もし数日間、空調を完全にオフにして家を閉め切ったらどうなるか。 外気が35度の猛暑日なら、家の中の壁や床、家具、天井まですべてが「芯まで温まった石焼きビビンバの器」のようになります。
帰宅後に「あちぃ!」とフルパワーで冷やし始めても、その壁や床に溜まった熱が冷めるまでには膨大なエネルギー(=電気代)が必要になります。 だったら、留守中も一定の温度で「キープ走行」させておく方が、実は機械にかかる負荷も、電気代の無駄な跳ね上がりも防げるんです。
家を閉め切る「リスク」は、暑さだけじゃない。
夏の長期留守で本当に怖いのは、温度の上昇だけではありません。実は「湿度」です。
日本の夏、特に梅雨明け直後の閉め切った家は、湿気が外に逃げずに家の中にこもります。
40度近い室温に加えて、高い湿度が何日も閉じ込められた空間……想像するだけで恐ろしいですよね。
お気に入りの家具やクローゼットの奥の服にカビが生える原因にもなります。
全館空調を点けっぱなしにしておくということは、留守中も家全体の「除湿」を絶え間なく行っているということ。電気代を気にしてエアコンを切るよりも、大切なマイホームと家具を湿気のダメージから守る防衛策として、点けたままにしておく価値は十分すぎるほどあります。
帰宅した瞬間、そこは「セーブポイント」。
長期旅行から帰ってきた時って、移動だけで心底ヘトヘトですよね。 お土産の重い荷物を抱え、鍵を開けて玄関を入った瞬間……。
アパート時代なら、玄関を開けた瞬間に「モワッ」とした熱気と、どこか酸っぱい閉め切り臭が出迎えてくれて、一気に現実に戻されました。疲れが2倍になります。
それが、全館空調を点けっぱなしにしている今の家なら。 玄関を開けた瞬間、「サラッと涼しい、いつも通りの快適な空気」が待っています。
荷物を床に投げ捨てて、そのままリビングにダイブできる。この「帰ってきた瞬間から即、休める」という快適さは、プライスレスだと思いませんか?
お盆の準備は、家づくりを考える最高のタイミング。
「夏の電気代のリアルなシミュレーションが見たい」 「実際に留守中、どれくらいの電気代になるの?」
これからやってくるお盆休み、ぜひ今の賃貸アパートの「閉め切り臭」や「帰宅時のサウナ」をリアルに体感してみてください。
その不満こそが、次の家づくりへの最強の原動力になります。
休み明け、もし「もうあのサウナ生活に戻りたくない……」と思ったら、ぜひ私たちのモデルハウスへ涼みに来てください。難解な電気代のシステム、裏側の数字まで全部すっきり解説しますよ!
